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コーヒーミルの刃の選び方!セラミックと金属はどちらがおすすめ?

ミル

 

2018.10.12

コーヒーミルには電動と手動のものがありますが、豆を挽くための刃の部分についてはご存知でしょうか。

コーヒーミルといえば、元来コーヒー豆が湿度に弱いことや刃が錆びやすいことから水洗いが厳禁でした。しかし水洗いができないとなると刃に付着したコーヒー豆の微粉が取りきれずにコーヒー豆本来の味を引き出すことが出来なくなることが懸念されてきました。

最近は水洗いが可能なセラミック製の刃が登場しましたが、金属の刃と比べてその機能性については未知なる要素も多々あります。

今回は最新式セラミック製コーヒーミルのカッターと従来の金属製のものを比較してみてその違いとそれぞれの長所、短所についても見て行くことにいしましょう。

自身にとって使用しやすいコーヒーミルをみつけるために参考にしていただけたらと思います。

コーヒーミルの刃は味に影響する?

コーヒーミルの刃の素材が変わることによって、それによって挽かれたコーヒー豆やその豆によって淹れたコーヒーの味に付いてはどれだけの違い出てくるのでしょうか。刃が変わることにおいての影響をみていきたいと思います。

これからコーヒーミルを購入するにあたって参考にしていただければと思います。

刃が変わると挽いた豆の粒度が変わる?

コーヒーミルにおいて、実際に豆に接触して挽く役割を果たしているのは当然のごとく「刃」の部分です。

コーヒー豆というものは非常にデリケートな食材で「熱に弱い」「光に弱い」「湿度に弱い」という特性を持っています。そういった特性を熟知した上で、コーヒーの味を最大限に引き立てるものを選ぶことが好ましいです。

コーヒーミルの「刃」が要因でコーヒーの味に影響を与えやすい要素としては「挽いた豆の粒度」があげられます。

コーヒー豆の粉はその粒の大きさが揃うことで味が一定するといわれています。逆に挽いた豆の粉の粒度にばらつきがあると本来の味が際立たないことが多く見られます。

刃の形状にも種類がある

一概にコーヒーミルの刃といってもその形状は様々です。そもそもコーヒーミルは「粉挽き」が原型となって発明されたものです。固定された刃と回転される刃の接触によって細かく挽かれる仕組みになっていますがその形の様々な種類があります。

刃の素材も見る前にまずはその形状についても見ていきましょう。

カット式コニカル

回転する刃の形は下が広い円錐状となっています。その回転刃を包み込む様に固定される刃の上部が狭く下部が拡がっている形で設置されています。

固定刃と回転刃の間を豆が通る際に豆が粉砕される仕組みになっています。この形は手動ミルなどによく使用される形状で、刃と刃で豆を粉砕することで粉の表面が多角的になり、お湯が浸透しやすく風味が引き立ちやすいといわれています。

カット式フラット

コニカル式とは異なり、平行に向かい合った同じ形の回転刃と固定刃の間を豆が通る際に裁断する様な形で粉砕する形となります。

刃が平行に向かい合っていることで粉のカット面が綺麗に挽き上がり、摩擦熱の影響も出にくいといわれています。そのため主に業務用電動式のミルに使用されることが多くなっています。

臼式グラインド

豆を粉砕する原理についてはカット式フラットのものと同様の形状で、平行に向い合った刃の間を豆が通る際に粉砕する仕組みになっていますが、臼式は刃の形が異なります。

上下の突起のついた刃によって臼状に粉砕するタイプのものになります。このタイプはフラット型に比べて摩擦熱が起こりやすいという特徴がありましたが、最近のものは強度の高い金属の刃を使用することにより摩擦熱の発生を軽減しています。

プロペラ式

プロペラ式は刃が回転するだけの至ってシンプルな形式です。手入れはとても簡単ですが、コーヒー豆の敵ともいわれる摩擦熱が起こりやすく、粉の粒度も安定しないことが懸念されています。

セラミックならお手入れも楽ちん

コーヒーミルの刃の形状はコーヒーの味に影響を与えやすいこともご理解いただけたことと思います。

今度はセラミック製の刃を使用したコーヒーミルの特徴を中心に、金属製のものと比較した場合の機能性と利便性の違いやそのメリットデメリットをご紹介します。またメンテナンスの仕方や使用上の注意点などを交えてみていきましょう。

セラミック製の刃の特徴

コーヒー豆を挽く際に直接豆に接触して粉砕する部位である刃の部分は、当然のことながら最も使用頻度が高くまた手入れが困難な部位でもありました。

その理由のひとつとして刃の部分が通電性が高く水気に弱い金属を使用しているという点がありました。刃を通電性がなく水に強いセラミック加工にすることによってその課題を克服することに至りました。

金属製の刃とセラミック製の刃を比較

耐用性や使い勝手の良さなどを考慮して登場したセラミック製の刃ですが、実際に従来の金属製のものと比較して一体何がどれだけ違うのでしょうか。

ここでは両者を比較してその機能性に焦点を当てていきたいと思います。

刃の切れ味を比較

「切れ味」が求められる刃物においては、その素材として金属が用いられることは必然となっています。金属の利点としては切断や粉砕に必要な硬度の高さと、より鋭利に成型加工しやすいことが挙げられます。

一方セラミック製の刃は金属製と比較した場合、硬度においては同等以上ですが、成型加工しにくい点は劣り鋭利に加工することは困難です。

耐用性の比較

しかしその反面、鋭利に加工された金属は耐用性が低下し、刃こぼれ等の破損を起こしやすくなります。そのために包丁、刀など金属製の刃物は常に研磨などの整備が必要になってきます。

一方セラミック製の刃は耐用性には強く、刃こぼれなどには強みを見せています。

電気の伝導性を比較

電気が通りやすいことでどのような問題が起こるかというと、静電気が発生しやすくなります。静電気が発生することによって豆を挽いた時の微粉がコーヒーミルに付着しやすくなります。コーヒー豆は空気に触れるとどんどん酸化が進みます。

つまり静電気により酸化した豆が付着している状態が続きます。

古い豆が付着した状態で再びミルを使用すると当然新しい豆に混入します。そのままコーヒーを淹れると本来の新鮮さが失われることとなります。

そういった静電気の発生率は圧倒的に金属が高くセラミック製は静電気も起こりにくいという特徴があります。

セラミック製の刃は水洗いが出来る

これまでのコーヒーミルは水洗いが出来ないという課題がありました。金属製の刃は錆びやすくコーヒー豆は水気に弱いという特徴があることが主な理由でした。

セラミック製の刃はその後の乾燥さえしっかり行えば水洗いが可能です。コーヒー豆の微粉が付着しても洗い流せるという長所があります。水洗いが出来れば掃除は簡単になります。そういった意味でもセラミック製は手入れの点においても利便性が高いと言えるでしょう。

おすすめコーヒーミル

先述のように、使い勝手のよさや耐用性の高さから、セラミック製の刃を使用したコーヒーミルが便利です。具体的におすすめの商品を紹介します。

プレッセンス ミルセラ 革巻きミル紺

画像引用:lovebag

外側には革をあしらい、見た目にもとてもおしゃれなコーヒーミルです。

ブランド名にある通り、刃には一切金属を使わず、セラミックで作られた商品です。長年セラミックの刃を研究し続け、手挽きで、豆本来の品質や上質な香り、風味を引き出すことにこだわって作られています。

生産は、高温釜で一つ一つ焼き上げ、職人が丁寧に手で刃を細かく調整します。

市販のコーヒーミルの中では少し値段が高めですが、使い心地は大満足の本格派です。

MILLU セラミック ステンレスコーヒーミル【黒染】

こちらも刃がセラミックでできたコーヒーミルです。

刃は取り外しが簡単で、水で丸洗いができ、お手入れがしやすく、錆びることなく清潔に使えます。

本体自体も、酸化皮膜によって黒色化しているため、丈夫で摩耗や錆びに強い加工がされており、長く使えるのが特徴です。

また、シリコン製のグリップを使っているため、持ちやすく、豆を挽くときに力が入りやすいため、使いやすいのもポイントです。

刃はコーヒーミルの命。刃の精度が上がれば味は安定する

コーヒーミルは元々はフランスで粉挽きが進化したものでした。コーヒー豆は挽いて粉にしなければ飲むことはできません。そして新鮮な豆を挽いた直後は香り際立つ瞬間です。

豆を粉にするには刃の存在は欠かせません。そのミルの命ともいえる刃の部分にも当然その機能性が求められる様になります。その皮切りに登場したのがセラミック製の刃でした。

刃物に使用される金属の硬度と、金属に見られなかった耐用性を兼ね備えたのがセラミック製の刃でした。

コーヒー豆という繊細な食材を扱うに際に接触する刃の精度が上がれば、コーヒーの味もきっと安定してくるものと思います。

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