ABOUT COFFEE

ranking

普通のミルとは違う!?アンティーク調のコーヒーミルってどんなもの?

ミル

 

2018.10.13

コーヒーが好きな方、コーヒーミルが好きな方、アンティーク調のミルに憧れはありませんか?

見た目はレトロで、家に置いているだけでインテリアとしての役割を果たしてくれますが、実用性で言うと自動のミルのほうが早くてラクなので、どうしても気が引けてしまいます。

しかしながら、歴史のあるコーヒーミルメーカーが作るミルは、その性能も折り紙つきなのです。

コーヒーミルが好きな人のために、コーヒーミルの歴史とともに、アンティーク調のミルの魅力をお伝えします。

コーヒーミルの歴史

世界初のコーヒーミルは、イギリスのスポングミルとされていますが、年代だけだとフランスのプジョーのほうが早いみたいです。

ちなみにプジョーとはあの車メーカーのプジョーのことです。水車動力の製粉工場から始まり、のこぎり刃やバネの製造を通して、コーヒーミルを製造しました。

コーヒーミルが誕生した際はすでに今の手動の形で作られており、100年以上もあの形が受け継がれているのはすごいですね。

変わらない形

コーヒーミルといえば、四角い箱の上に半球と取っ手がある。大半の人が同じイメージをされるのではないでしょうか。

基本設計が100年も変わらないのには、やはりあの形が効率的であるのでしょう。100年も前に理想的な形を作り上げた方たちは、偉大ですね。

といっても、アンティークのものにはもうひとつ、ハンドルが縦につけられているものがあります。あの形にもインテリア性だけでなく理由があります。

もともと小さい歯に対して、大きなハンドルをつけることによって、豆を挽く際の負担を軽減しています。なので女性でもラクに挽くことができるのです。

歯の仕組み

自動のコーヒーミルのイメージといえば、ミキサーのような底面に刃がついているものだと思います。これはプロペラ式と呼ばれる形状でコンパクトなものや比較的安価なものに採用されています。

歯の構造にも種類があり、ほかにはコニカル式やカット式があります。手動のものには一般的にコニカル式が採用されています。こちらはプロペラ方式に比べて、豆を均一に挽けます。

ちなみに最高峰といわれるザッセンハウスやプジョーなどはカット式を採用しており、こちらはすり潰さないので摩擦熱が少なく、微粉といわれる、雑味の原因が少ないのが特徴です。

一見自動のコーヒーミルのほうが性能が高いと思われがちですが、手動のほうが内部構造的には優れている部分も多くあるのです。

人気が絶えない

なぜあのアンティークのレトロなデザインが、未だに人気があるのか不思議です。原因として説明した効率的な構造であること、もう一つはあのデザインに飽きが来ない所に起因しているみたいです。

オークションなどでは高いもので10万程度、プジョーの最初期モデルなどは5万円程度と古いものでもかなりの高値で取引されています。

現在の手動ミルが1万もしないことを考えると、ものすごい価値があるということがわかります。古いものでなくとも手動のアンティークのものは、かなり高いものが存在します。

アンティーク調のコーヒーミルの魅力とは

コーヒーを飲むだけが、コーヒーの楽しみではありません。コーヒー豆を手動で挽き、丁寧にドリップすることで、単に飲むだけよりも幸せを感じることができます。

とあるアンケート結果では、コーヒーを飲む時と同様に豆を挽く時も同じくらいの幸福度が得られている。という結果が出ました。

それだけ、コーヒーにはミルが欠かせないものなのです。

五感で感じる

コーヒミルで楽しみや幸せを感じるのは、やはりあの挽いているときの感覚です。

ハンドルを回すたびに豆が粉砕されていく感覚が手につたわり。粉砕されるとコーヒーの香りが漂います。そして挽きたてのコーヒーと市販のものでは味が全く異なることを感じます。

これだけ聞いていると、アンティーク調でなくとも、手動の安いミルでもいいと思いがちですが、アンティーク調のミルは外見の良さだけではなく、歯の素材までこだわっているのです。

最高峰の違い

手動ミルの最高峰といわれる、ザッセンハウスやプジョーは高いだけあって、一般的なミルとは挽き心地や、その後の味が違ってきます。

ザッセンハウスは、歯の素材にまでこだわっており、特殊鋼製でできていて切り裂くように豆を挽いていきます。すり潰さないので微粉の量も少なく、挽き心地もかろやかです。

一方プジョーは、強靭な歯と螺旋を組み合わせた二重螺旋構造となっており、ザッセンハウスよりも軽やかに挽くことができます。

ちなみにザッセンハウスはすべて職人の手作りで製造されており、出来上がりがかなり精密で回していても、軸がぶれることがありません。

熱が少ない

コーヒー豆は挽く際に熱が加わることで、味わいに変化が出ることがあります。最近の全自動のものだと挽くスピードが速いので、どうしても熱が発生してしまいます。

しかしながら手動であれば、ゆっくりとしたスピードで熱の発生を防ぐことができます。

先に説明したザッセンハウスなどは歯の素材が違うので、一般的なミルよりもさらに熱の発生量が軽減されています。

蓋の有無

アンティークなものは、多少の形状の違いはありますが、最も特徴的な違いは蓋の有無です。

手動のコーヒーミルだと、挽く際にどうしても力を込めてしまって本体が傾いてしまう場合があり、蓋がない場合は豆がこぼれることが度々あります。

しかし、蓋がないほうが豆を投入しやすく、挽いている際の香りも蓋がない場合のほうが強く感じられます。

蓋があるメリットは挽いた際に飛び散ることもなく、使わない時でもチリや埃の侵入を防ぎ、清潔に保つことができます。

自動だとレトロ?

自動であればアンティークというよりもレトロという表現方法が正しいかもしれません。アンティークなものよりも少し年代が新しく、昭和チックな雰囲気を味わいたい方にお勧めです。

ひと昔前の自動のコーヒーミルは大型で場所をとってしまいますが、それ以上に家の雰囲気もレトロなものに変化させることができます。

自動なので手動がめんどくさいけど、レトロな雰囲気を味わいたい方はぜひ検討してみてください。

手動で上手に挽こう

コーヒーは豆のひき方で味が変化してしまう、ということはご存知でしょうか。豆が上手に挽けるとは粉砕した後の粒度、つまり粒の大きさがそろっているかです。

自動のミルであれば、ある程度の均一性がありますが、アンティーク調ともなれば手動なので粒度にバラつきが出てしまいます。

手動の場合はハンドルを回すスピードや本体の傾きなど、挽く人の腕によって粒度のばらつきが変化するので、均一に挽くにはある程度の慣れが必要になります。

平坦な面で

ミルを膝の上や空中など、傾いた面の上で挽くと均一に挽くことはできません。

手動の内部は円錐状になっているので、垂直であれば適切な粒度で落ちていく豆が、傾けることでその場にとどまり必要以上に挽かれてしまうことになるのです。

スピードは一定

手動で挽く際は必ず一定のスピードで挽きましょう。スピードを変化させると粒度がばらついてしまいます。

また、それぞれのミルに合ったスピードが挽いているうちにわかると思うので、あくまでも極端ではなく自然なスピード感で一定を意識しましょう。

数回に分けて豆を挽く場合は、必ず同じ量の豆を挽きましょう。豆の量も粒度に関係します。

うまく挽けない

どうしてもうまく挽けない場合は、茶こしや振るいを使用してみましょう。まず、茶こしで最も細かい微粉を取り除きましょう。

こうすることで、余計な雑味がなくなり、クリアでキレのある味わいが出ます。

次は少し大きめの穴の振るいでこすと、大きいものだけが残って、こされた豆が最初よりもきっと粒度に均一感が出ています。

振るいの目の粗さは様々なので、自分の飲み方に合ったもでの是非試してみてください。

自宅で使えるアンティーク調ミル

カリタ ラウンドスリムミル

画像引用:amazon

こちらはカリタ製のアンティーク調ミルになります。見た目がアンティーク調ということでインテリア性も高く、レトロな雰囲気を楽しむことができます。

また、見た目だけでなく、歯の素材にこだわりがあります。強度に優れた炭素銅を使用しているため、軽い力でバリバリ挽くことができます。

また回転カッターをホッパーの上下で支えているため、ハンドルを回す際のぶれが抑えられ、粒度の均一性が高く再現されています。

手動の中でもワンランク上の商品で、挽き具合にこだわりのある方や、高い品質の手動ミルをお探しの方におススメです。

カリタ 手挽き コーヒーミル 桐モダン 弐

画像引用:amazon

こちらの商品は和式アンティークといったところでしょうか、見た目はかなり特徴的で、初めて見る方も多いのではないでしょうか。

コーヒーミルといえばドイツやイタリアなど洋風のものが一般的ですが、桐モダンは日本の家屋に置いていても違和感なく馴染んでくれます。

また、職人さんが手づくりで作っているため、工場で量産されているものとは温かみが違います。その名の通り素材には高級な桐が使用されています。

1段式と2段式があり、こちらの2段式は一つが受け皿、もう一つがストッカーとなっており、調湿機能に優れている桐を使用しているため、ストッカーに入れておいても劣化が遅いのです。

置くだけで日常生活がおしゃれになる

アンティーク調のコーヒーミルの良さをお伝えしましたが、やはりアンティークの一番いいとことは、置くだけで日常生活がおしゃれになるところです。

コーヒーが好きな人は、インテリアにもなっておいしいコーヒーも飲めてもう最高です。

おしゃれなコーヒーミルを購入したら、ぜひインスタに上げてくださいね。

RECOMMENDこの記事もオススメ