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いつものコーヒーを10倍おいしくする保存方法とは?お店の選び方など

豆知識

 

2018.11.15

毎日飲むコーヒー、どのように保存していますか?ガラスの容器にレギュラーコーヒーを入れておくのもオシャレですが、実はこれNGなんです。コーヒー豆は紫外線に弱いので、ほかの食品と同様、冷蔵庫で保存するのがベスト。なるべく2週間以内に飲み切ってしまいましょう。2カ月までであれば冷凍保存もOKです。

すでに挽いてある粉状のレギュラーコーヒーの場合は、酸化しやすいのでさらに賞味期限が短くなると考えましょう。保存の際は、必ず密閉容器に入れること!香りやうま味などは、コーヒーのおいしさのポイントとなる重要な要素ですが、時間の経過とともに抜けていってしまいます。

コーヒーの正しい保存方法や、10年間長期保存可能なウラワザもご紹介します。

レギュラーコーヒーの保存方法

コーヒーの生豆を焙煎したもの、もしくは焙煎した豆を挽いたものをレギュラーコーヒーと言います。レギュラーコーヒーを保存するときは、密閉できる袋や、缶などに入れて、冷蔵保存しておきましょう。冬場であっても、暖房による温度変化を考慮すると、やはり冷蔵庫がベスト。

冷たいものを温かい部屋に置いておくと、水滴がついてしまうことがありますが、コーヒーの粉を湿らせないよう、あらかじめ小分けにしておくのもオススメです。小分けにしておけば、容器を開けるたびに香りが逃げてしまうのも、防ぐことができます。

コーヒーの賞味期限

大手コーヒー企業が販売しているコーヒー豆の賞味期限を調べてみたところ、粉タイプは1年間、豆タイプは1年~1年半程度、としているところが多いようです。といっても、これは開封前のこと。

開封済みのものは、密封して冷蔵保存が前提で、粉タイプが一週間から10日、豆タイプは1カ月程度。冷凍保存の場合は、粉タイプが1カ月、豆タイプで2~6カ月程度と、まちまちです。

なお、インスタントコーヒーで袋入りのタイプは1年~1年半、ビン入りは2~3年間となっていました。

オススメ密閉容器

コーヒー豆を保存するのであれば、缶やビンなどの密閉容器がマスト。ジッパー付きの袋に入れてさらに密閉容器に保存する方もいます。粉であれば袋に入れて置くのが扱いやすいですね。

冷凍する場合はアルミ製のチャックつき袋もオススメ。ニオイ移りを防げますし、温度変化にも強いです。中にはコーヒー豆のガスを上手に逃がしてくれるバルブ付きの袋もあります。

コーヒーを長期間保存するウラワザって?

焙煎してしまったコーヒー豆は、おいしい内に早く飲んでしまうのがベストですが、その分、少量ずつ買わないといけませんよね。少量ずつ購入すると割高になってしまうので、できれば一度に大量購入したいもの。

そこでオススメしたいのが、生豆で購入することです。生豆を適切に保存すれば、10年間保存が可能になります。収穫したての生豆と違って、1年以上置いたものはほどよく水分が飛び、焙煎がしやすくなるというメリットも。自家焙煎が可能な方は、挑戦してみてくださいね。

生豆の保存方法

コーヒーを生豆で買うと、麻袋に入っていることが多いです。生豆はその麻袋のまま保存するのが最適。直射日光の当たらない風通しのよい場所に置いておきましょう。

長期間保存する場合は、できるだけ温度変化の少ない場所を選んでください。風通しをよくするという意味で、ときどき袋を開けてかき混ぜるのも、いい方法なんだとか。日本は夏に高温多湿になり、梅雨という厄介な季節もありますので、カビには要注意です!

オーブン焙煎にチャレンジ!

自家焙煎でもっとも効率よい方法は、手網を使ってガスコンロの直火で加熱する方法です。しかしチャフ(薄皮)がコンロの周りに飛び散るという難点もあり、オーブン焙煎をオススメする生豆店もあります。

オーブンを200~250度に設定して余熱したら、30分を目安に加熱します。かなり煙が出ますので、十分に換気してくださいね。焙煎が終わったらザルで冷まし、チャフを取り除けば完了です。

フライパン焙煎にチャレンジ!

もっと手軽に焙煎に挑戦したい方や、オーブンがないという方にオススメしたいのが、フライパン焙煎です。フライパン焙煎は、特別な器具を準備する必要がないので、思い立ったら誰でもすぐに実行できるのがよいところ。

オーブン焙煎と異なり、焼け具合を確認しやすいのもいいですね。しかし、一番労力を必要とする焙煎方法でもあります。焙煎中は焦げ付かないよう、ひたすらヘラなどでかき混ぜていなければなりません。時間や体力に余裕のある方は、ぜひ。

焙煎してすぐはおいしくない?

焙煎したばかりの生豆は、豆の中で化学反応が起こっています。焙煎して5日ほどおくと、最高においしくなる、と言われています。しかし、これはある程度、好みの領域でもあります。

焼きたてのチーズケーキやアップルパイを、冷蔵庫で一晩冷やすと、まるで違った印象になるのと同じ。出来立てのカレーを食べるか、一晩寝かせるかの違いです。

焙煎したてが一番おいしい、と考える方も、もちろんいます。

劣化したコーヒーの味とは?

コーヒーは焙煎したて、挽きたての状態が、もっともよく香り立ちます。日数が経過するにつれ、香りやうま味のもとが揮発して、薄い印象になっていきます。さらにコーヒーに含まれる油分が酸化して、すっぱい風味が出ます。

飲む直前に、その都度挽くのが一番いいのですが、とは言っても、なかなか難しいもの。管理状態に注意して、できるだけ長くおいしさを保ってくださいね。

劣化したコーヒーを少しでもおいしく入れたい

コーヒー豆の油分が酸化してしまうと、残念ながらそれをカバーするのは難しいでしょう。ですが、風味が薄くなった程度であれば、ドリップの際に使う豆を少し増やすことで、風味を強くすることができます。

コーヒー豆の鮮度を判断する方法

自宅でドリップコーヒーを入れる方なら、何種類かまとめ買いすることもあるでしょう。いくつか保存しているうちに、何日経ったものかわからなくなってしまう…よくある話ですね。そんなとき、カンタンに鮮度を見分ける方法があります。

いつも通りドリップコーヒーを入れてみて、お湯を注いだ時、新鮮なコーヒー豆であればコーヒーの粉が膨らみます。ふくらみが悪ければ、鮮度が落ちているということです。

ドリップすると膨らむのはなぜ?

ドリップコーヒーを入れるとき、豆が膨らむのは、コーヒー豆の中に炭酸ガスが含まれているためです。コーヒー豆は焙煎すると、豆の内部で化学反応が起こり、その過程で二酸化炭素を生成します。

コーヒー豆を挽かずに適切に管理するのは、化学反応が起こった状態のまま真空パックしているようなもの。だから挽きたてのコーヒーは一番おいしいのです。上手に保存して、おいしいコーヒーを楽しみたいですね。

膨らまないコーヒーはマズイ?

ところが、きちんと保存して、新鮮でおいしいハズの挽きたて豆でも、ドリップで膨らまないことがあります。それは極浅煎りか、極深煎りの豆である場合です。

極浅煎りだと化学反応が十分に起こっていないため、逆に極深煎りだと化学反応が完了しきっているため、豆の中に成分が残っていないか、さらに次の段階へ反応が進んでいる場合があります。

ほかに、お湯の温度が低すぎる場合も、豆の反応が悪くなり、膨らみにくいです。

膨らませるとおいしくなる?

挽きたてのレギュラーコーヒーにお湯を注いだ瞬間、炭酸ガスが弾けながら大きく膨らみます。ついついたっぷりと膨らませたくなりますが、おいしいコーヒーを入れるには、あまり大きく膨らませないのがコツ。お湯を注ぐのと、同じ速さでコーヒーが落ちていくのが理想です。

膨らみ過ぎたら、注ぐのを一度やめて、様子を見て再度注ぎ入れます。膨らんだ高さもできるだけ一定に保ちましょう。

新鮮なコーヒー豆を買う方法

レギュラーコーヒーの保存方法がわかったので、せっかくなら新鮮なコーヒー豆を購入したいですね。一番新鮮なのは、もちろん生豆なのですが、焙煎した豆の選び方を見ていきましょう。

一番いいのは、自家焙煎しているお店を選ぶことです。中でも、扱っている種類を厳選しているところがオススメ。その方が売れ残りが少ないと考えられるからです。

ちなみに、スーパーで購入するレギュラーコーヒーは、焙煎してからすでに数カ月経過しているそうです。注文してから焙煎してくれる通販のお店もありますが、届くまでにかかる日数や、本当に焙煎したてで発送してくれるかどうか、確認しましょう。

せっかく買ったコーヒーはおいしく保存しよう!

料理はひと手間、という言葉もありますが、コーヒーもほんのひと手間かけるだけで、ぐっとおいしくなります。せっかく買ったコーヒー、できればずっとおいしく飲みたいですよね。中にはハードルの高いワザもありますが、手軽に始められるものから、ぜひお試しあれ!

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