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おいしいコーヒーの入れ方とは?焙煎や挽き方、お湯の注ぎ方まで

挽き方

 

2018.11.12

ドリップ、サイフォン、コールドブリュー、エスプレッソ…これらはすべて、コーヒーの入れ方。ベトナム式やトルコ式など、まだまだ世界にはたくさんの入れ方がありますが、日本人が一番なじみ深いのは、やはりペーパードリップではないでしょうか?

「の」の字を描くように、できるだけ一定の量を、できるだけ細く注ぎ入れるのがコツ。入れ方によってコーヒーの味は大きく変わりますが、おいしいコーヒーを入れるには、豆選びや焙煎、挽き方だって重要。

インスタントや缶コーヒーも手軽ですが、たまにはサーバーとドリッパーをセッティングして、じっくりと一杯のコーヒーを入れてみませんか?ここでは、コーヒーの入れ方にトコトンこだわります。

レギュラーコーヒー

regular(レギュラー)とは「通常の、正規の」という意味。コーヒーの世界では、焙煎した豆もしくは、焙煎後に挽いた粉のことをいいます。レギュラーコーヒーから抽出したコーヒーを乾燥させたものがインスタントコーヒーです。誰しも一度は、スーパーで買い間違えたことがあるのでは?買う前にきちんと確認しましょう。

「淹れる」?

コーヒーを抽出することを「コーヒーを淹れる」と言うことがあります。そのまま「いれる」と読みますが、常用外漢字なので、一般には「入れる」と表記することが多いです。「淹」には「ひたす。水につける。」といった意味があり、コーヒー以外に緑茶や紅茶を入れるときにも使うことがあります。

おいしいコーヒーの豆選び

おいしいコーヒーを入れるには、豆を選ぶところから始めましょう!香りで選ぶ?味で選ぶ?コーヒー豆を選ぶときは、まず産地を参考にしてみましょう。

品種はもちろん、産地が違えば気候が違うので、栽培方法も産地ごとに異なるもの。収穫方法、精製方法も産地に合わせた方法をとっているので、それによりコーヒーの味にも影響が出るのです。産地ごとの特色は、このようにして生まれているんですね。

ブレンドにチャレンジ

単一産地のコーヒー豆だけを用いると「ストレート」といいますが、すでにブレンドされた豆が販売されていることも多いですね。ブレンドの方がクセがなく万人ウケする味わいになるほか、喫茶店やお店独自のこだわりを感じられるのが良いところ。

季節限定のブレンドが店頭に並ぶのも、楽しみのひとつです。また、普段ブレンド派の方も、時にはどこの豆がブレンドされたものなのか、確認してみるとおもしろいですよ。慣れてきたら、自分ブレンドにチャレンジしてみて!

コーヒー豆の保存方法

おいしいコーヒーにこだわるなら、保存方法にもこだわってみましょう。一般に、コーヒーは紫外線や酸化、高温多湿により劣化します。したがって、できるだけ豆の状態で購入するのがオススメ。冷蔵保存で一カ月以内が保管期間の目安です。粉で買う場合は、密封して冷凍保存し、一週間以内に飲み切るのがオススメです。新鮮な方がおいしいのは、野菜もコーヒーも一緒ですね。

おいしいコーヒーの焙煎(ロースト)

コーヒーの生豆は緑がかった白っぽい灰色をしており、グリーンコーヒーと呼ばれることも。この生豆を加熱するのが焙煎(ばいせん)で、コーヒーらしい香りや甘味、酸味、苦味といった豆ごとの特性を引き出すことができます。

焙煎には段階があり、浅煎りだと酸味が強めに、深煎りだと苦味が強めに出ます。豆が違えばふさわしい焙煎方法も違いますが、自分好みの焙煎を見つけてみるのもいいですね。最近では家庭用焙煎機も出てきました。フライパンや手網を使って過程で焙煎する方法もあります。

おいしいコーヒーの挽き方(グラインド)

焙煎したコーヒーを挽くとき、コーヒーは最も香り立ちます。おいしい香りを楽しむためには、豆のまま保存する方がいい理由はこのためでもあるのです。挽き方にも段階があり、極細挽きはエスプレッソ、粗挽きだとパーコレーターなど、入れ方によって合わせるほか、好みで挽き方を変えることも多いです。

ペーパードリップは中細挽きが一般的。グラインダーにも電動ミルや、手回しグラインダーなど、色々な種類がありますが、日頃からきれいにお手入れしておくと、毎回おいしいコーヒーを味わえます。

おいしいペーパードリップの入れ方

おいしいコーヒーを入れる準備ができたら、ペーパードリップの入れ方を見ていきましょう。お湯は沸騰させた直後のものではなく、少しおいたものを使います。理想の温度は95度。最初にコーヒー粉全体にお湯を含ませて20~30秒蒸らし、コーヒーの成分をめいっぱい引き出します。

お湯を注ぎ入れる角度は90度を目指しましょう。豆が膨らみますが、なるべく膨らませないのがポイント。抽出後のカスが均一な厚みで、表面に細かい泡が残っていれば、雑味のないクリアな味わいになっているハズ!あらかじめカップを温めておくのも大事ですよ。

ペーパードリップ以外のコーヒーの入れ方

ネルドリップ(布)

一度にたくさんの量を入れるときはネルドリップが便利。フィルターにフランネルという毛織布を使うので、ネルドリップと呼ばれるようになりました。中挽き~粗挽きの粉を使います。

使い終わったネルフィルターは煮沸した後、冷水につけて冷蔵庫で保管します。水は毎日取り換える必要があるなど手入れが大変ですが、その分「最高の味になる」と、根強いファンも多いです。まったりした口当たりで、甘味を感じられる入れ方。

サイフォン

見た目にも楽しいコーヒーサイフォンは、19世紀にイギリスで考案された器具と言われています。美しいだけでなく、コーヒーのうま味を最大限に引き出す入れ方でもあるんですよ。豆の挽き具合や、火の当て方によって抽出度合を調整しますので、使いこなすには慣れが必要。

濡れたガラスに火を当てると、ガラスが割れることもあるなど、一般家庭にはあまり向きません。サイフォニスト専門のコンクールなどもありますので、気になる方はぜひチェックしてみて。

ポッドタイプ

日本でもいっときはブームになったポッドタイプのコーヒーマシン。一杯分のコーヒーがカプセルに閉じ込められたもので、専用のマシンを使って抽出します。手軽でいつも同じ味が再現できるのがいいですね。ただし自分でブレンドしたり、豆を挽いたり、といったカスタマイズはできません。

コールドブリュー(ダッチコーヒー)

コールドブリューとはいわゆる「水出しコーヒー」のことで、オランダ領だったインドネシアで考案されたため、ダッチコーヒーと呼ばれることもあります。一滴一滴ポタポタと時間をかけて抽出する大掛かりな機器を思い浮かべる方も多いのでは。

家庭では麦茶の要領で、お茶パックにコーヒー粉を入れておく、という入れ方でも作ることができます。冷蔵庫で一晩おいておくだけで完成。カフェインが少なく、驚くほどスッキリとした味わいになりますよ。色にもぜひ着目してください。

エアロプレス

近年発明された新しいコーヒー抽出方法で、酸味と甘みのバランスがいいのが特徴。カップに注射器のような形状の器具を乗せ、中にはお湯とコーヒーの粉を入れます。上から圧力をかけて押し出すようにコーヒーを抽出。

圧力をかけるため、エスプレッソのように凝縮された風味が味わえるとか。一定のスピードでプランジャーを押し切るのがもっとも重要なポイントです。チャレンジしてみたいですね。

フレンチプレス(コーヒープレス)

ドリップというよりは、紅茶や緑茶の抽出に近い入れ方です。実際、似たような器具で紅茶を入れるのを見たことがあるのでは?ティープレスと言った方がわかりやすいかもしれませんね。ポットにコーヒー粉を入れてお湯を注いだら、フタをして2~4分待ちます。

金属製もしくはナイロンのフィルターを上から押し下げる形でコーヒー粉を濾します。エアロプレスが細挽き豆を使用するのに対し、フレンチプレスでは粗挽きを使います。

パーコレーター

アウトドアで近年大注目のパーコレーター。浅~中煎りの豆を粗挽きにして使うコーヒーの入れ方です。西部開拓時代のアメリカで普及し、今でもアメリカでは熱烈な支持者が多いとか。蒸気圧でフィルターを通るという仕組みは、サイフォンの原理に似ていますね。何度もフィルターを通るので、濃さを調整できます。

エスプレッソ

強い圧力をかけてコーヒーを入れる方法で、イタリアやヨーロッパ諸国で「コーヒー」と言うとほとんどがエスプレッソのこと。コーヒー豆のうま味をギュッと濃縮した、濃厚な味わいを楽しめます。

マキネッタ(モカ・エキスプレス)は「直火式エスプレッソ」と呼ばれますが、エスプレッソほどの高圧にはなりません。とはいえドリップとは違った味わいを楽しめるのも事実。ぜひ本場イタリアと同じように、たっぷりお砂糖を入れてお楽しみください。

コーヒーの入れ方にトコトンこだわろう!

おいしいコーヒーを入れるときは、ぜひカップにもこだわって。喫茶店やカフェでコーヒーを頼むと、底に厚みのあるカップの下に、ソーサーが敷いてあります。これは、テーブルに熱を逃がさないためなんです。口に当たる部分に厚みがあると、飲みにくくなりますので、フチの方になるにつれ薄くなっています。

最近ではお店ごとにこだわりのカップを見るようになりました。ワイングラスのように香りが引き立つカップや、真空加工され冷めにくいカップなど、ぜひカップにもこだわって、おいしいコーヒーを入れてくださいね。

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