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コーヒーミルは手動がおすすめ?コーヒー通なら知っておくべき楽しみ方!

ミル

 

2018.10.04

挽きたての豆で淹れたコーヒーは香り高く味わい深いものです。最近ではほとんどのコーヒー店で挽き売り販売を行っているにもかかわらず、豆のまま購入して自身で豆を挽いて飲む人も少なくはありません。

そんなコーヒー愛飲家にとって欠かせないアイテムがコーヒー豆を自分で挽くことができるコーヒーミルです。

そのコーヒーミルにも電動と手動の2種類があります。喫茶店などのコーヒー専門店においては電動のミルが必須ですが、家庭でも手軽に使用できる電動ミルも製造されています。

しかし、便利な電動式をあえて使用せずに手動コーヒーミルのハンドルをガリガリと音をたてて豆を挽くことを好む人もいます。今回はそんな手動のコーヒーミルの魅力についてご紹介していきます。

手動コーヒーミルの魅力とは

インスタントコーヒーなどの即席で飲めるコーヒーがある中で、あえて時間をかけてコーヒーを淹れる。

コーヒーは「飲み物」ですが、ただの飲み物として考えるか、嗜好品としての飲み物として考えるかの違いでその楽しみ方も変わってくると思います。

嗜好品としてコーヒーを飲む人はコーヒーをひとつの趣味として考えています。つまり楽しみのひとつになるということです。

時間をかけることに楽しみを感じる

趣味にかける時間はとても楽しく過ごせるものではないでしょうか。

手動コーヒーミルの醍醐味のひとつとして「時間をかける」ところが挙げられます。電動ミルはスイッチ押すだけで後は手を離し別の作業をすることができますので利便性に関しては圧倒的に電動ミルの方が優れているということが言えるでしょう。

しかし「時間をかけずに行う」ということは、その行為を「作業」あるいは「業務」としてとらえた場合では良いとしても、趣味の時間がすぐに終わってしまうことはこの上なく退屈なものになります。

例えば、鑑賞する映画が数分で終わってしまっては何の楽しみも感じないと思います。同様にコーヒーを趣味として考える人にとっての豆を挽く時間というのは「楽しみの時間」でもあるのです。

つまり趣味としてコーヒーにかける時間というものは、日頃の喧噪から離れて優雅な一時を楽しむ時間となるのです。

インテリアのひとつとして鑑賞する

家具や装飾品に嗜好を凝らす人にとっても手動のコーヒーミルは楽しむことができるものになります。手動のコーヒーミルには様々なかたちがありデザイン性にも富んでいます。

電動のコーヒーミルは作業を行うための器具として製造されるものも多く、そのデザインも武骨なものが多かったりもしますが、手動のコーヒーミルは「観ているだけで楽しい」という芸術性に長けているものも数多く造られています。

そのため手動のミルを実際に使用するための道具としてではなく、あくまでも「鑑賞用」の装飾品として購入される場合も実際にあります。

特に日本人は「古き良きもの」にその芸術性を感じる傾向にあります。コーヒーミルも初めて造られた時は当然手動のものしかなかったはずです。

歴史やルーツを重んじる日本の文化にとっても、古風な手動のコーヒーミルは最高のインテリアとなることと思われます。つまり手動のコーヒーミルは「観て楽しむためのもの」でもあるのです。

おすすめの手動コーヒーミル


タイプ別に3アイテムご紹介していきます。

家挽きにこだわった「貝印のThe Coffee Mill」

画像引用:amazon

自宅での一杯にこだわるコーヒーユーザーに向けて、雑味の元となる微粉が出にくい構造を新たに開発しながら、挽きやすさとインテリアとしての完成度も目指して作られたミルで、一度に約50g(3人分)までのコーヒー豆を挽くことが出来ます。

グラインダーのつまみを回すことで粗挽きから細挽きまで粒度の調整が可能で力を入れずに挽ける工夫がされていて、セラミック製の臼は取り外せるので、お手入れも簡単です。

性能にこだわった「カリタのラウンドスリムミル」

画像引用:amazon

シンプルなデザインでコンパクトなサイズのこの商品はコーヒー豆を最大で35g挽くことが可能で、粉受けは45gの容量になります。

強度に優れた炭素鋼カッターを使用しているので切れ味が良く切れ性能にこだらる方におススメで、デザインを気に入った方であればずっと使っていられるほどの性能です。

和風テイストのカリタ「手挽き 手動 コーヒーミル桐モダン 弐」

画像引用:amazon

見た目は「タンス」、素材は「桐」という和風テイストたっぷりのコーヒーミルです。伝統的工芸品で、引き出しや扉の隙間がなく開け閉めが軽く気密性の高い商品でホッパー部分も、調整ネジを回すと粗挽き・細挽きに変更出来るなどの基本機能はしっかりしています。

本当に美味しいコーヒーの挽き方

それでは優雅な時間の一部である豆の挽き方をここで紹介しましょう。挽き方といってもその動作はいたって簡単。ご存知の通りハンドルを回すだけの作業になりますが、ここではそこに至るまでの過程について説明していきます。

ひとつひとつの作業に時間をかけることが、コーヒーによって優雅で至福のひとときとなることでしょう。

コーヒー豆を挽く前に

豆を挽く前に使用するコーヒーミルの状態を確認する必要があります。手動のコーヒーミルは基本的には水洗いできないものがほとんどです。

新品を使用する場合でない限りは前回に使用した時の残りの粉が付着している場合がありますので、それをできるだけ取り除くようにしましょう。

コーヒー豆は時間の経過と共に酸化が進みます。さらに挽いた豆は酸化のスピードは倍以上に進みます。

古い豆の粉が残っている状態でミルを使用すると、せっかく新鮮な豆を使用していたとしても古い豆が混入してしまうことでその品質が低下する恐れがあります。

水洗いが不可であるため全て取り除くことは難しいかもしれませんが最低でも粉受けにたまっている分だけでも確認して取り除くようにしましょう。

必要な分量のコーヒー豆を用意する

コーヒーミルの整備ができたら次はコーヒー豆を準備します。コーヒー1杯分は120ccで豆の分量は10グラムといわれていますが分量を調整することにより濃い味、薄い味などお好みに合わせて豆の分量を調整するのも良いでしょう。

豆の分量を量る時は専用のメジャースプーンを使用すると量りやすいです。

一度にたくさんの量の豆を挽く場合は電動ミルを使用した方が早いですが、1~2杯の量を飲むなら手動のミルを使用した方が楽しめると思います。

コーヒー豆をミルに投入する

豆の準備ができたらいよいよミルに投入しますが、一概に手動のミルといってもその形状も様々なものがあります。

最近は手動のコーヒーミルでも粉の粒度を調整できるものも増えてきています。細かく挽けば挽くほど味が濃厚になりますが、その反面無用な渋みや雑味が出る場合もあるので、その時の抽出方法に適した粒度に調節するようにします。

ハンドルをゆっくり回す

コーヒー豆のセットまでできたらいよいよハンドルを回します。豆が引っかかるために最初の一回転は「ガリッ」という抵抗感がありますがなるべく速度を変えずにゆっくり回しましょう。

速度が変わることによって粉にムラが出てしまう恐れもあります。また急いでハンドルを回すことで摩擦熱が生じてコーヒー豆の品質を劣化させてしまう恐れもありますので注意して下さい。

ハンドルを回している間は「カリカリ」という音と共に生じる香りが、何ともいえない至福をあたえてくれることでしょう。回しているハンドルに抵抗感がなくなったら全て挽き上がったサインとなります。

コーヒー豆を挽くタイミング

説明している通り、挽いたコーヒー豆は時間が経てば酸化していきます。せっかくミルで豆を挽いても時間をおいてしまえば酸化が進み鮮度がなくなってしまいます。

豆を挽くタイミングはコーヒーを飲む直前がベストです。コーヒー豆は鮮度が命です。コーヒーミルは美味しいコーヒーを最もタイムリーに飲むためには欠かせないアイテムと言えるのです。

本物のコーヒーはあなたの手から

一度ミルを使用してコーヒーを飲むと、もうミルを使用せずに飲むことは出来なくなる人も多いのではないでしょうか。それくらい挽きたてのコーヒーは香りも味わいもその他のコーヒーとは違うものなのです。

インスタントコーヒーは、一度抽出したコーヒーを乾燥させて粉末にしたものです。缶コーヒーは飲料としても製造されていますが、元来は製菓や製パンの原料として使用されるために大量生産されていることから「工業用コーヒー」と呼ばれることもあります。

つまり、どちらも美味しいコーヒーの最大の特色ともいえる鮮度や香りを失った状態で飲まれているということになります。

そういった意味ではミルを使用して淹れたコーヒーは本物のコーヒーであるということができます。コーヒーの命である鮮度が最も高い状態で飲むことができるからです。

コーヒー愛飲家の中には、こだわる様になったきっかけを聞いて見ると「手動コーヒーミルをプレゼントされた」ことを挙げる人も数人います。手動のミルは手軽に入手できるので、あとはコーヒー豆を購入すれば本物のコーヒーを味わうことができるのです。

ーヒーの鮮度が最も高いうちにコーヒー豆を使い切ってしまうことも加えてお勧めします。

「煎りたて」「挽きたて」「淹れたて」の三つを兼ね備えた本物のコーヒーを、是非一度ご賞味ください。

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